ご挨拶

創立100周年を記念して、
大垣工業高校代表者3名からのご挨拶

同窓会長

田中博Hiroshi Tanaka

母校の躍進を願い、
実りのある記念事業を

皆様には、ますます御清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は母校発展のため御尽力を賜り、厚くお礼申し上げます。岐阜県立大垣工業高校は令和7年(2025年)に創立100周年を迎えることとなります。大正15年に開校され現在までに県内中心に全国に3万5千名余りの卒業生を送り出しており現在は機械工学、電子機械工学、電気工学、電子工学、情報技術工学、建設工学、化学技術工学の7学科、定時制課程700名余りの生徒数となっております。同窓会は購買部の運営を中心に本校生徒の支援活動及び同窓生の交流、親睦を図っております。
この度創立100周年を迎えるにあたり、輝かしい歩みを回顧し、さらに母校の躍進を期するため同窓会、育友会、学校の代表者により創立100周年実行委員会を設立し、記念事業を計画推進することとなりました。これらの事業の成功は、ひとえに皆様方の物心両面にわたるお力添えがあって、 はじめて得られるものであります。
つきましては母校の発展を願う本会の趣旨に御賛同いただき、記念事業推進のための募金活動になにとぞ御支援御協力を賜りますよう伏してお願い申し上げます。

学校長

桐山明宏Akihiro Kiriyama

創立100周年を迎えるに
あたって

大正15年4月に96名の新入生を迎えて創立した岐阜県第二工業学校(=現岐阜県立大垣工業高等学校)は、令和7年4月に創立100周年の節目を迎えます。開校当時は機械科・電気科・建築科の3科構成でしたが、現在は機械・電子機械・電気・電子・情報技術・化学技術・建築・土木の8工学科構成へと発展を遂げ、開校からの卒業生数は3万5千名を超えております。卒業生の皆さんが、本校工業教育で身に付けられた卓越した技術と鍛え上げた精神力で、国の内外で活躍しておられることに職員・在校生一同、大きな誇りを感じております。
さて、令和7年11月8日(土)には創立100周年記念式典を開催し、今まで本校の発展に関わってきたすべての人々への感謝の気持ちを共有し、これからの100年の発展に向けて決意を固めていきたいと考えております。
また、記念式典に向けて皆様から寄せられた御浄財を、全日制・定時制両課程生徒の教育活動の充実に充てさせていただきたいと存じます。部活動等の遠征に利用するマイクロバス、東南アジアへの海外フィールドワーク、トレーニング機器等、グローバルな視野をもった逞しい生徒の育成に使用させていただく所存です。
卒業生の皆様、地元企業の皆様、末永く本校の発展を見守っていただくようお願い申し上げ、100周年を迎えるにあたってのご挨拶とさせていただきます。

育友会長

篠田和也Kazuya Shinoda

大工創立100周年そして未来へ

岐阜県立大垣工業高等学校創立100周年誠におめでとうございます。記念すべき時に育友会会長を拝命した事、大変嬉しく思います。
100年と言う節目、テレビや書物等では簡単に説明されがちですがよくよく身の回りを見ていると中々あるものではありません。何が長い年月を自分と共にしているでしょうか。スマートフォン、パソコン等で数年単位、時計、自動車、工具等で10年単位、一番長いのが家屋でしょうか。古民家と言われる家屋でやっと100年越えです。ほぼ物として100年経った物をお持ちの方は少ないと思います。そう考えると100年って物凄い事なのではないでしょうか。
伝統の継承と改善をここ数年育友会では進めてきました。大正、昭和から平成へそして令和へと引き継がれてきた数々の行事、中でも強歩大会の豚汁、文化祭のバザー等、形を少しずつ変え事業を継続して参りました。今後も継承と改善を繰り返し、次の100年に繋がる学校にして頂きたいです。
物を「創る、造る、作る」基礎を大工で学び、西濃地域や岐阜県、全国や世界で活躍されている大工出身者が沢山みえます。そして未来の出身者になる後輩達が今、大工で友人達と勉強や部活動等、人間育成を頑張っています。人生100年時代に近づいておりますが人は一代で100年の技術を作り上げることはできません。代々引き継がれ改良されて100年そしてその先と続くように技術は継承されて行くのです。より育成しやすい学校の為に、どうかこの先も大工ブランドが確固たるものであり続ける為に、この100周年事業を大成して次の100年に繋げる為に、未来の大工生の為に、皆様の御協力、御支援を是非ともよろしくお願い申し上げます。